
「この男が本気になったら、止められない」
そう思わせたのが、宇都宮ブレックスのD.J・ニュービル選手でした。
追い込まれた状況、流れを変える一撃、大歓声の中での冷静なフィニッシュ。
まるで時間が止まったかのように、ニュービル選手が「無双モード」に入ったあの瞬間は、ブレックスファンなら誰もが目に焼き付けているはずです。
2024-25シーズン、ブレックスはケビンHCの不在という大きな試練を乗り越え、14連勝を経てBリーグの頂点に立ちました。
その中心にいたのが、圧倒的なプレーでゲームを支配したニュービル選手です。
地元日光からブレックスを応援し続けてきた筆者が、今回は「無双モードの正体」に迫ります。
なぜ彼は、あの場面で覚醒したのか?そのきっかけや反応、そしてファンの想いまで――。
読めば、ニュービル選手の凄さがよりリアルに、心に響くかもしれません。
彼のプレーに、再び心を揺さぶられる準備はできていますか?
ゾーンに入った瞬間、何が起きていたのか?

あの試合を観ていたブレックスファンの多くが、ある“空気の変化”を感じたのではないでしょうか。会場の雰囲気がガラッと変わり、流れが一気に宇都宮ブレックスへ傾いたあの瞬間——。
その中心にいたのが、D.J・ニュービル選手です。
2024-25シーズン、宇都宮ブレックスの快進撃を語るうえで、彼の存在は欠かせません。特にファイナルで見せた“無双モード”は、まさにゾーンに突入したとしか言えない神がかったプレーでした。
「あの時、完全に試合の主導権を握ったのはニュービル選手だった」
ファイナルでの覚醒──圧巻の3試合

GAME1:チームを勢いづけた25得点
ファイナル初戦、ニュービル選手は開始直後からアグレッシブに攻め立てました。25得点6アシストと文句なしの数字で、勝利への扉をこじ開けたのです。
彼のミドルレンジ、ドライブ、さらにはパスセンスまでもが冴え渡り、琉球の守備陣を翻弄しました。
GAME2:バランスの鬼──21得点・7リバウンド・7アシスト
この試合では得点だけでなく、リバウンドやアシストでも抜群の存在感を発揮。チームが苦しい時間帯も、冷静にボールをさばき、全方位でチームを牽引していました。
「D.Jが乗ると、会場の空気が変わるんだよね」
GAME3:運命を変えた19得点──逆転の原動力に
最大14点差からの逆転劇。
その火付け役となったのが、後半に覚醒したニュービル選手でした。
「魔法のような瞬間だった」と本人が語るように、プレーのすべてが光っていました。
特に第4Qでは、オフェンスでもディフェンスでも勝負所に絡み、試合の流れを完全に引き寄せました。
ニュービル選手がゾーンに入る条件とは?

ビッグゲームに強いタイプ
ニュービル選手が“無双モード”に入るきっかけの多くは、「ここ一番」という重要な試合や流れを変えたいタイミングです。
特にファイナルや、逆転がかかった局面では高確率でゾーン状態に突入する傾向があります。
得点パターンの多様さ
- ミッドレンジからのジャンプシュート
- 相手を引きつけてからのドライブ
- ピック&ロールからのスコア
- スティールからの速攻
どのパターンでも得点できる彼の能力が、ゾーン状態をさらに長く・深くする要因になっているのです。
心理的なきっかけも大きい
本人のコメントからも分かるように、仲間への信頼や「やるべきことをやるだけ」という冷静さが、心のスイッチを入れるようです。
「魔法のような瞬間だった。仲間を信じてプレーした。それだけです」
レギュラーシーズンでの“無双”試合
2024年12月1日 vs SR渋谷

この試合では、31得点11リバウンド4アシストというオールラウンドなスタッツを記録。
- FG成功率:73.3%
- 3P成功率:71.4%
数字だけで見ても“ゾーン状態”であることは明らかです。
試合序盤からシュートタッチが良く、完全に試合の流れを掌握。リバウンドやアシストにも絡み、試合を支配しました。
ファンと実況・解説者の熱狂的な反応
SNSの声
- 「ニュービルがゾーンに入った!」
- 「神プレー連発で会場が沸騰」
- 「宇都宮の“神”とはこの男のこと」
解説者のコメント
- 「ニュービル選手のリズムが良くなると、宇都宮の流れが一気に加速する」
- 「彼が試合に“入り込んだ”瞬間、相手チームの得点は止まる」

記録が語る“無双”の証明

- ファイナル賞とCSMVPのダブル受賞(史上初)
- レギュラーシーズン:60試合出場・平均17.1得点・5.5リバウンド・6.1アシスト
- B1ガード部門ファンタジーポイント1位
これらの記録が示す通り、数字の面からも彼の“無双モード”は証明されているのです。
まとめ──D.J・ニュービルが起こす奇跡

D.J・ニュービル選手のプレーには、数字や言葉では語り尽くせない“熱”があります。
特に2024-25シーズンは、試合ごとにその熱量が増し、ファンの心を何度も震わせてくれました。
ファイナルでの逆転劇、レギュラーシーズンでの圧巻の試合、SNSで飛び交う「無双モード」や「神プレー」の声。
それらすべてが、ニュービル選手の「ゾーン状態」の凄みを物語っています。
「あなたが印象に残っている“無双の瞬間”はどこですか?」
ぜひ、コメントであなたの“神プレー”体験をシェアしてください。
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